嗜好飲料類
嗜好飲料類のカロリー・栄養
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嗜好飲料類とダイエット
嗜好飲料にも色々なものがあり、大きく酒類、コーヒー・お茶類、ジュース類に分けて考えられます。
お酒は高カロリーですが、アルコールそのもののカロリーは吸収されない(エンプティ・カロリー)と言われています。蒸留酒の方が高アルコールのため「カロリー」は高いですが、実際は醸造酒に含まれる糖類の方が吸収されるようです。飲酒と同時に食べられることの多い高カロリー・高脂質の食品こそ問題、ともされます。
しかし、アルコールは分解される際、脂肪の合成を進める酵素を発生させます。このため、アルコールそのものが「エンプティ・カロリー」だとしても肝臓で中性脂肪の合成が進んでしまい、結果的に肥満につながる危険があります。
もちろん、アルコールそのものが「ハードドラッグ」ですから、適量を越えれば依存症などの深刻な問題の原因にもなります。
コーヒーには「身体に悪い」イメージがありますが、ポリフェノールを多く含み、大腸ガンや糖尿病を防ぐ働きがある、とも言われています。またカフェインには脂肪の燃焼を促進する働きがあります。
お茶のカテキンに様々な薬効があるのはよく知られています。血中脂質を正常化し血栓ができるのを防ぐほか、高血圧や糖尿病予防、殺菌作用などが注目されています。
ジュース類が「百害あって一理なし」なのは言うまでもありません。最近はローカロリー・カロリーゼロの人口甘味料を使ったジュースもありますが、人口甘味料を多く摂取すると、「甘味」と栄養分の関係に対する脳の反応が乱れ、過食の原因になる、という研究もあります。